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夏休みを利用して子供の本嫌いを克服しよう!

isyo  夏休み。子供たちは毎日家にいる・・。暇を持て余してTVや動画、ゲーム三昧の日々が続いていませんか?できればこの夏休みをきっかけに読書をしてほしい、と親は思いますよね。でも、生まれついた性格もあり、本が好きになるかどうかはその子次第というところもあります。
 しかし、親から働きかけによって「本の虫」までにはならなくても、「本が嫌いではない」くらいにすることはできるのです。
 そもそも、本を読むメリットとはなんでしょうか。

   1 語彙や言語能力が高まる
   2 集中力が高まる
   3 想像力がつき、論理的思考ができるようになる
   4 人の気持ちがわかるようになる (共感力がつく)              
などなど利点はたくさんあります。「文章を読んで理解し、答えを出す」ということは、この先IT社会やAI技術が進んでいく中でも、しっかりと身につけていく必要があります。 子供のうちに長い文章を読むということへの苦手意識を克服することはとても大切なことです。
 


子供が本嫌いになる親のNG行為

1 親の選んだ本を読ませる/子供の選んだ本にケチをつける
 親としては名作といわれるものや、物語として質の高いものなどを手に取ってほしいものです。特に、テストや教科書にも掲載されることの多い宮沢賢治や夏目漱石、子供向けの「論語」など将来役立ちそうな本や、文豪が書いたものは一度は手に取ってもらいたいものですよね。
 しかし、本嫌いな子にとってこれはかなりハードルの高いものです。 漫画「ドラえもん」でも、のび太がシュバイツァーの伝記を親から薦められるシーンがありますが、 のび太曰く「手に取っただけで頭がズキンとして・・・。」「開くと熱が出て目が回って吐き気がして。」「2,3ページで意識不明」となっています。 これは決して大げさな表現ではなく、本嫌いな子にとってはかなり共感できるセリフではないでしょうか。
 基本的にはなんでもよい、本人が選んだ本を読ませてあげてください。もしかしたら、文章なんてないような簡単な絵本や図鑑かもしれません。
 ゲームの攻略本や漫画雑誌かもしれません。親としては「そんな本赤ちゃん向けじゃない」とか「対象年齢が低すぎる」とか言ってしまいがちです。
 しかし、子供がせっかく選んだ本、とりあえずパラパラめくってるだけでもOKとしませんか?ゲームの本でもそれで一つ難関ポイントが攻略できれば 「苦労して字を読んだらいいことがあった」という経験につながります。それが「また本を読んでみるか」につながれば儲けものです。


2 読書後、感想を言わせる(または感想文を書かせる)
 これも子供を本嫌いにする大きな要因です。「本を読む=親に感想を言わなければならない=苦痛」という意識づけになってしまい、 純粋に物語を楽しむことができません。本を読む目的を「何かを得る」ことにしてはいけません。純粋に本が好きな人は、何かを得るためではなく ただ読みたいから読んでいるだけです。その結果として「何かが得られる」のです(もちろん何も得られなくてもOKです)。
 良い本を読んだ後は、じーんと心がしていますよね。そして自分の中に様々な感情が浮かんでくる。 それを感想文としてまとめる(またはわかりやすく誰かに伝える)作業というものは苦労を伴うものです。
 宿題ならば仕方ないですが、普段から子供に感想を求めるのはやめましょう。子供は何も聞かなくてもふとした時に「これ、本に書いてあった」とか「読んだことある」などボソっということがあります。 そこですかさず「すごい!!いつの間に読んでたの?。いい本選んだね」等と大げさにほめてあげることが大切です。


3 一人で読ませる
 「小学生になったんだから、もう一人で読めるでしょう?」「これぐらい読めないでどうするんだ!?」こんなセリフを言っていませんか? 確かに、忙しい時間や早く寝てほしいのに読み聞かせをすることは親にとっても大変なことです。
すぐに終わる絵本ならまだしも長い本となると「自分で読みなさい」と言いたくもなりますね。しかし、子供は読み聞かせが大好きです。 不思議なことに親が読んであげれば、多少難しそうに思える本でも、興味がない分野でもじっと聞いてくれているものです。
1で「親の選んだ本を読ませてはならない」としましたが、親が本当に読んでもらいたい本は読み聞かせの際にさりげなく混ぜてみてはいかがでしょうか(もちろん 自分で選んだ本があったり、「読みたくない」「面白くない」と言われたらすぐに撤収することが大切です)。
 読み聞かせをする時間は、寝る前の15分位がおすすめです。兄弟姉妹が多ければ、その数だけ(時間がなければ交代制で)、 1日〇ページと決めればそんなに負担にならないはずです。前日いいところで中断になってると、早く読んでもらいたいがために、 いつもはだらだらとしている歯磨きなどの寝る前の準備もはかどりますよ。



子供は親の本に対する姿勢を見ています

一番親の本とのかかわり方としてよくないのは、買うだけ買い与えて「いい本だから読んでおきなさい」というものです。 そして、自分(親)は暇さえあればスマホやPCでゲームやメール(たとえそれが仕事だとしても)、SNSでは子供が本好きになるわけがありません。
 小学生くらいになると子供は基本的に天邪鬼なもので、親が子供に構わず夢中で本を読んでいると必ずそばに来て「それそんなに面白いの?」と聞いてきます。
 逆に、本に限らず「これ面白いからおすすめだよ」「絶対に役立つよ」「やらないと将来損するよ」等といえばその逆に行くものです。「読ませよう、読ませよう(=勉強になる)」という姿勢が見えたら絶対に好きになってくれません。
身近なところに本がある環境を作り、親が自然と手に取って読んでいる様子を見せること、今すぐ結果を出すのは難しくても、これが子供を本好きにする一番の近道です。
まずは、リビングに親子の本棚を作ってはいかがですか?スペースがなくても壁に直接つけられる棚ならどこでも設置できますよ。大切なのは長い目で見守ってあげることですね。

isyo