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コーチングで子供の能力をひきだそう!

coach  コーチングという言葉をご存知ですか?スポーツの世界では、コーチは選手の才能をひきだします。選手のやる気を高めたり、向上心を育てます。この「コーチング」の手法は、 子育てにも活かされるのです。親が子供のコーチとなって子供の潜在能力を引き出すのです。
 インターネットが発達し、価値観が大きく変わりつつある現代の世の中では、それに臨機応変に対応する力=生きる力が求められています。「生きる力」とは、人に言われるがままに動くのではなく、自分で考え、選び、行動できる力のことです。 さらに、周囲の人と心を通わせ、社会に貢献できる人に導く力でもあります。
 ただ親の言うことを聞かせるだけではこのような力は生まれません。親がコーチとなり、子供の中にある様々な能力を よびさますことが大切です。難しいテクニックは必要ありません。子供にはすでに才能の芽が備わっています。親がほんのちょっと水や肥料をあげることで大輪の花を咲かせることができるのです。

コーチングに必要な3要素とは

子供を愛する気持ち
 子供を愛していない親はほとんどいないでしょう。しかし、それが正しく伝わっていなければ意味がありません。子供が親に「愛されている」と感じると 自分を大切にする人間になります。そして「何があっても自分は自分のままで大丈夫」という自己肯定感を高く保つことができます。これは、 人が安定した心を持つためには必要不可欠な要素となります。
 何かにチャレンジするとき、人間関係で傷ついたとき、環境の変化があった時にも この力があれば臨機応変に対応することができるのです。自己肯定力が低い子供は、将来うつ病や不登校、自殺など問題を起こす危険性が高いといわれています。 「どうせ私なんか」とか「僕は馬鹿だから」などと言っている子がいたら要注意です。
 また、十分に愛された子供は人を純粋に愛することができます。人と愛情をかわし親密な関係を築く能力は、豊かな人生を送るうえで必要不可欠です。
愛情は持っているだけでは伝わりません。子供が「愛されている」と感じて初めて愛したことになります。そばにいて見守り、スキンシップを図ることとともに、 子供の話をよく聞き、子供の短所もそのまま受け止めて認めてあげることが大切です。


責任感
 「責任」とは、望む結果を手にするために、自分の行動を選択する能力のことです。「責任感」がある人間は、積極的で前向き、能動的になります。何か問題がおこっても 自分はうまく処理できるという感覚をもっています。そして、うまく対応できれば次への自信となり、失敗したとしても「次はどうすればよいか」と物事を前向きにとらえ、 自ら人生を切り開ける力となります。
 「責任感」を持たせるには親はどうすればよいでしょうか。それは、子供の仕事に余計な手出し口出しをしないことです。身支度や宿題、部屋の片づけ、起床などはすべて 子供自身が責任をもって行う仕事です。これらに親が手を出す限り、子供はいつまでたっても自らの義務と捉えることはありません。
 幼少期に子供自身が責任をもって行動し、失敗を重ね、試行錯誤をする経験が大切です。その中で原因と結果のつながりを学び「自ら責任をとる」ことを学んでいきます。ただし、口出しをしないことと放任は違うので要注意です。 親は、愛情をもって子供を観察し、必要であれば手出しではなくサポートをすることが大切です。


人の役に立つという喜び
 人間はだれでも「誰かの役に立ちたい、力になりたい」とい気持ちを持っています。これが満たされたときの喜びや心地よさ、満足感は生きるエネルギーとなります。 「褒めて育てる」ということが大事というのは誰でも知っていますが、これは場合によっては落とし穴となります。例えば、子どもにお手伝いを頼んだ場合 「お手伝いできてえらいね、いい子だね」と褒められたとします。
 この場合、子供はどうすればまたほめてもらえるかを考えます。もしかしたら大人が見ているときにだけお手伝いをする ようになるかもしれません。一方、「お手伝いしてくれてありがとう。あなたがいてくれたおかげでお母さん〇〇の用事がすませられた。おかげで助かったわ」と喜ばれた子供は、 どうすればまた相手の役に立つことができるかを考えます。
 褒められるか、が基準ではなく、誰かの役に立つかを考えて行動するようになるのです。この「誰かの役に立てて うれしい」という気持ちは、人を思いやる気持ちにつながり、健全な人格を形成する大切な力になります。



子供を幸せにするしつけ

子供をしつけるには根気がいるものです。毎日毎日同じことを注意する、時には怒鳴りつける、それでも効果がないということは多くの親が経験している事でしょう。 例えば、帰宅後、ランドセルをリビングに置きっぱなしにして片付けない子供がいたとします。最初は、「片付けて」と優しく言うでしょう。しかし、一時間後、まだ片付けていない様子を見て 「いい加減にしなさい!ランドセル捨てるわよ!!!」などと脅しを交えて叱りつけてしまうことはありませんか?
 ここで子供はうるさい親に背を向けしぶしぶ片付けるかもしれません。高学年に入り難しい時期の子供は 親の言うことに反対のことをして反抗心を示すこともあるでしょう。こうなると親が言えば言うほどダメなことをするという悪循環にはまり、親子ともども嫌な気持ちのまま生活をすることとなります。
 では、どうしたらしてほしいことを素直にやってくれるようになるのでしょうか。次に示した方法は、お互いに幸せな気分のまましつけができる、として多くの親が試しています。

① 親が望む子供の具体的な言動がどれかを特定する
 上記のランドセルの例の場合は、「リビングにランドセルを置きっぱなしにすることは、家族みんなにとって邪魔で迷惑だ。帰宅後はすぐに自室にランドセルを片付けてほしい。 そのほうが宿題にすぐに取り掛かれるので子供自身にとっても都合がよい」ということ。
 この特定する言動は子供を幸せに導いてくれるものでなくてはなりません。親にとって便利であるとか、親の思い通りに子供を動かすためのものではいけません。 大切なのは、子供にとっても家族にとってもよい言動を具体的に示すということです。

② 子供がその言動をする機会をひたすら待つ
 親は忍耐をもって能動的にその言動がおこるのを待ちます。好ましい言動がおこるまでは①の内容を叱るわけでもなく淡々と言い続けていれば、必ずその瞬間が訪れます。見逃さないようにしましょう。 この場合は、「子供が帰宅後、自分からランドセルをリビングに置きっぱなしにせず、自室に片付けた」ということ。

③ その場面でプラスのメッセージを視線を合わせて伝える
 子供の言動の何がうれしいのかIメッセージ(「私は〇〇と思った」という形)で伝えます。「ランドセル、自分から片付けてくれたんだね。リビングがすっきりするし、歩くときに邪魔にならないで助かるわ。 ありがとう。お母さんうれしいな。」など具体的にいうことがポイントです。ここで照れてしまってはいけません。はっきりと伝えれば、子供の心に喜びが生まれます。印象が強ければ強いほど、一度で習慣にすることもできるのです。

 もちろん、望ましい行為をするのは一日だけで、次の日からはまた元通りということはよくあることです。根気よく①~③を繰り返すことによって、お互いストレスなく良い習慣が身についていくものです。

小言を言わないで済むようになって子供の話を聞く力を鍛えよう!