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自閉症スペクトラムとは

isyo  自閉症スペクトラムのある子供には、他人の気持ちや、表情を理解すること、特定のモノや行為へのこだわり、さらに音や触感、味覚などの感覚過敏などの 特徴があります。
 以前は、言葉の遅れがその特徴の一つと言われていましたが現在はこれは必須の特徴ではありません。自閉症スペクトラムは、範囲がたいへん広いため、 これらの特性の有無や強弱によって主に次の三つに分けられます。

自閉症
 社会性の障害が強く、人とコミュニケーションをとることが困難です。言葉の遅れや知的障害を伴うこともあります。1つの事柄に固執したり、偏食があるなど こだわりが強く、親にとっても育てづらい子と感じる事も多いようです。

高機能自閉症
 自閉症と違い、知的障害はありません。言葉の遅れがみられることはありますが、多くは成長に伴って改善されます。

アスペルガー症候群
 知的障害はなく、知能は普通、もしくは人によってはある分野によっては優れた才能を発揮することがあります。しかし、社会性の障害のため 他人とスムーズなコミュニケーションをとることが困難で、友達付き合いが苦手な人が多いようです。


自閉症 高機能自閉症 アスペルガー症候群
コミュニケーション とても困難 困難 少し困難
言葉の遅れ ある ある ない
知的障害 ある ない ない
こだわり ある ある ある


日常生活での困難と周囲のサポート

自閉症スペクトラムのある子供は、その特性から親に叱られたり、友達や仲間から疎外されたりといったことが多くなります。 そのような体験が多く重なると本人は、どんどん気持ちが追い詰められてしまい二次障害を起こしてしまいます。 二次障害とは、自閉症スペクトラムが原因で不登校やいじめ、引きこもりやうつ病、不安障害になってしまうことを指します。 こうした日常生活での困難を少しでも軽くし、本人がその特性とうまく付き合っていくためには様々な周囲のサポートが必要となります。
 発達障害は病気というよりその子の、個性に近い状態です。したがって、家族や周囲の人は「治さなくてはならない」と思わないことが重要です。 早期に適切なサポートを始めるためにも、子供の行動が気になった時は、早めに発達障害の診断・治療を専門に行っている小児神経科や児童精神科を 受診しましょう。精神科と聞くと、びっくりされるかもしれません。いきなり受診するのがためらわれる場合は、地域の保健センターや市・区役所の子育て相談センター、 また、児童発達支援センターなどに相談してください。


自閉症スペクトラムへの対応方法

対応のポイントは、その子の「良いところ」を探して褒めてあげることです。この障害を抱える子は、社会生活の中で叱られたり、 いじめられたりすることが多く、成功体験が少ない場合があります。よくほめて自信を持たせることが大切です。「頑張ったね」「上手だね」などの ストレートなわかりやすい言葉で、努力したこと自体をほめてあげてください。抱きしめたり、ご褒美をあげるなど言葉以外でのアプローチも有効です。
また、自閉症スペクトラムのある子供の4分の1にてんかん発作やパニック行動(急に怖がったり、興奮する)がみられます。そのような場合は 抗てんかん薬や感情を調整する薬が処方されることもあります。これらは、発達障害を治すものではなく、社会生活をしやすいように症状を軽減させるものです。
全国の学校や保育所、幼稚園などで先生や保育者が実施して効果的だった3000もの対応例を紹介した報告書です。落ち着くグッズをもたせる、 別室に移動させるなど様々な対処方法が記されています。 対応の仕方に困ったときに参考にしてはいかがでしょうか。


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