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高齢者の骨折!転倒を「しない」「させない」ためには

isyo高齢者の骨は若い人に比べてもろくなっているためわずかな外力で骨折し、 また治りが遅いのが特徴で、それが原因で寝たきりに至ることも多々あります。寝たきりは、高齢者の筋力をあっという間に奪ってしまいます。 そのため、そのまま活動範囲が狭まったり、活動制限や刺激の少なさで認知症の症状が出たりしてしまうこともあるのです。 転倒に気をつける事は要介護状態になることを防ぐこと。そして、健康寿命を延ばすことにもつながります。 それではここで高齢者の骨折の特徴とその対策について見てみましょう


高齢者の骨折の特徴

高齢者の骨折はわずかな外力で骨折を生じるため、骨折部の「ずれ」が少ないことも多く、症状が軽いため、 自覚症状をあまり感じないことがあります。骨折したまま生活し「ずれ」が大きくなってから病院にかかることもあり、 診断・治療が遅れることもあります。


骨折しやすい場所

足の付け根の骨折(大腿骨頚部骨折)

主に横方向への転倒や尻もちをつくことによって骨折します。股関節に痛みがあると、この骨折の可能性があります。

手首の骨折(橈骨遠位端骨折)

転んだときに手をつくことによって骨折します。

肩の骨折

肘や手をついた時に骨折し、中には脱臼も合併する事もあります。

腰の骨折(腰椎圧迫骨折)

主に尻もちをついたときに腰の骨が圧迫されて起こります。程度には差があり、ひどい場合は痛みのため身動きがとれないこともありますが、 中には痛みがそれほど強くなく、本人は気づかずそのまま生活し、徐々に背骨が曲がって変形が進むこともあります。


からだづくりのポイント

「下半身の筋力増強」「バランス能力の向上」「骨を強くする食事を心がける」の3つがあげられます。

下半身の筋力増強

相撲の四股は下半身を鍛えるのに最適なトレーニングです。四股をする時は力士のように高く脚を上げる必要はありません60~80cmも上げれば十分です。 上げた脚よりも軸足の方に注意を向けて行います。コツとしては軸足のすぐ前の床に視線を落とす事でバランスが取りやすくなり転倒の防止に繋がります。

椅子に座って踵の上げ下げの運動

① 椅子に深く腰掛ける。

② 足のつま先を上げて下ろす。

③ 次に足のかかとを上げて下ろす。

④ 両足同時に行う。

⑤ すねの筋肉を意識して4~12回行う

椅子に腰掛けて、片足を椅子と水平の高さまでゆっくりと持ち上げ、約5秒間停止した後ゆっくり下ろす。 ある程度慣れたら体重がかかった状態で太ももの筋肉を使います。何かにつかまって立ち膝の屈伸運動をしましょう。 膝等に痛みがある場合は無理なく行いましょう。

バランス訓練 片足立ち

 いつでもテーブルや手すりに手をつけられるような状態で、片足立ちなど転倒に注意して行ってくださいまずは10秒とまれることを目標にしてみましょう。

骨を強くする食事を心がける

カルシウムは骨の強度を保つ上で欠かせない成分です。 牛乳などの乳製品にはカルシウムが多く 含まれており、しかも吸収がよいと言われています。 また豆腐・納豆などの大豆製品にも多く含まれています。
骨を強くするためには、カルシウムだけでなく、たんぱく質、ビタミンDやビタミンKも必要です。 たんぱく質は骨の大切な材料になるので、十分摂るようにしましょう。
良い良質なたんぱく源として肉、魚、牛乳、大豆などがあります。ビタミンDは日光を浴びることが有効ですが 魚やキノコ類に多く含まれており食事から十分量を摂るようにしましょう。
ビタミンKは骨の形成や骨質の維持に働いており、納豆や青菜に多く含まれます。骨のためにはその他に、マグネシウム、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸なども大切な栄養素です。 加工食品などで使われている食品添加物の中にはリン(リン酸塩)が多く含まれているものがあり、過剰に摂るとカルシウムの吸収を妨げます。