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認知症

認知症ってなに?

 認知症とは、「一度正常に達した認知機能が後天的な脳の障害によって持続的に低下し、日常生活や社会生活に 支障をきたすようになった状態をいい、それが意識障害のない時に見られる」(日本神経学会、2010)というものです。

認知症には、以下のような似たような状態もあるので、その診断には専門家の判断が必要です。

① 年相応の物忘れ
 健康な人の物忘れは、体験したことの一部を忘れているだけです。例えば、昨夜の夕食のメニューは忘れていても 食べたこと自体は覚えていますし、指摘されればメニューを思い出すことができます。しかし、認知症の多くの場合は、 夕食を食べたという体験そのものを忘れてしまいますし、指摘されても思い出せないことがあるのです。

② せん妄
 せん妄とは、幻覚や妄想を伴い、意識障害を認める状態をいいます。意識障害が軽い場合には、ぼんやりとして話しかけても 返事がなく、つじつまの合わないことをいうといった状態になるため、認知症であるかのように見えます。
 一般的に高齢者は身体的なストレスによって意識障害を起こしやすいという特徴があります。すなわち、認知症の人も、そうでない人も せん妄を起こすことが多々あるのです。せん妄の状況だけを見て認知症と判断することは間違いです。

③ うつ状態
 高齢者の場合は、加齢に伴い体の不調をもちやすいことや、親しい人との死別体験 、社会や家庭での役割を失うといった喪失体験、、うつ状態に陥りやすいといえます。 うつ状態によって気力だけではなく、認知機能全般の低下が起こるうえ、表情が乏しくなり動作もゆっくりになります。
 そのため、認知症だと誤って判断されやすくなります(仮性認知症=うつ病性仮性認知症)。 この場合は投薬などによってうつ状態が改善することもありますので、医者の判断が重要になってきます。


認知症の原因となる主な疾患

 原因となる疾患は非常に多いのですが、代表的な認知症は、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、 前頭側頭型認知症(ピック病)の4つです。それぞれの原因となる疾患によって症状の現れ方にも特徴があります。

認知症の種類表

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