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冬季に流行!ノロウィルス


ノロウィルスとは

isyo ノロウィルスとは、毎年冬季に流行する感染性胃腸炎の原因となるウィルスです。わが国だけでも、毎年数十万人以上の人が感染しており、年間2000人以上の人が死亡しています。
 ノロウィルスには、治療薬や予防ワクチンなどが無く、感染した場合は、高熱と下痢が数日間続き、大きく体力を消耗するため、子供やお年寄りは、特に注意が必要です。


ノロウィルスの特徴

● 非常に強い感染力
 インフルエンザウィルスは、100万個のウィルスで感染すると言われていますが、ノロウィルスやO-157は、100個以下のウィルスでも感染すると言われています。

● 研究開発が難しい
 培養で増やせず、動物による実験も困難なため、研究、開発が難航しています。

● アルコール耐性
 脂質膜をまとっているためアルコールでは除菌できません。

● 強い生命力
 冬場の乾燥した環境では数日間から1ヶ月以上も生存できる、強い生命力を持っています。


感染経路

感染経路は主に、経口感染です。 ノロウィルス患者の便、嘔吐物、またはそれらの飛沫が付着したドアノブや電話、キーボードなどを介して、二次的、または直接的に感染する場合と、汚染された2枚貝や水などを口にすることで感染します。


潜伏期間と発症

isyo 感染から発症までには、24時間~48時間といわれていますが、人によっては、10時間程度で発症する場合もあります。
 主症状としては、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱です。抵抗力により個人差もあり、軽い風邪程度の症状で治癒する場合もあれば、下痢、嘔吐と高熱が数日間続いてしまう場合もあります。
 また、高齢者や幼児が発症した場合には、吐いた物を誤嚥することにより誤嚥性肺炎になる場合や、喉に詰まらせて窒息する場合もあるため、注意が必要です。


検査と治療法

isyo 一般的には周囲の感染状況や感染に至った経緯などから、総合的にノロウィルスの感染有無を推定しますが、医師が必要と認めた場合には、ふん便から、ノロウィルスの抗原検査を行います。
 ノロウィルスの治療法としは、現時点(2017年)では、有効な抗ウィルス剤や予防ワクチンなどが無い為、通常は対症療法が行われます。
 有効な対症療法としては、脱水症状による体力の消耗を防ぐために、水分と栄養の補給を十分に行うことです。
 下痢を抑えるための下痢止め薬などの服用は、体内のウィルスが排泄されず、回復が遅れるおそれがあるため薦められません。


ノロウィルスの発症後の対応とQ&A