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小学生で身につけたい「集中力」

isyo 勉強するうえで大切なことは何でしょうか。努力や根性ではありません。いかに「集中」できるか、それこそが子供を変え、力を延ばすのです。 しかし、漫画やゲーム、テレビや動画など誘惑の多い子供にとって、勉強に集中するということは簡単ではありません。 いくら親が「集中しなさい!」と叱ったところで、飽きたりダラダラするのは止められないですよね。大人だって仕事や試験勉強などに集中するのは困難なこともあります。ましてや 子供ならなおさらです。大切なのは、「集中できる環境・パターンをつくること」です。家庭によってさまざまな形があるとは思いますが、下記に述べるポイントに気を付けて 「パターン」をつくり、勉強にスッとはいっていける状態を作ってあげることが重要です。
   


集中できるパターンを作ろう

集中するためにすべきことは次の3つと言われています。

① 勉強する時間を決める
 その日によって勉強する時間が異なると習慣化しにくくなり、気が散ってしまうため集中力が下がってしまいます。ある一定の時刻になったら、勉強するというパターンを作り 生活の一部に組み込むようにしましょう。習い事等で毎日同時刻というのは難しいこともあるとは思いますが、できれば、夕食の前に行うことが理想です。

② 勉強する場所を決める
 場所は学習テーブルでもリビングのダイニングテーブルでも構いませんが、集中が途切れないような場所(漫画や雑誌がすぐ手に取れる、兄弟姉妹が見ているTVが目に入るなど)は 避けたほうが良いです。

③ 机の上は片付けておく
散らかっているというだけで集中力は途切れていきます。また、やるべき教材や鉛筆消しゴムがすぐに見つからないなどやる気をそぐことにもつながります。

①~③ができたうえで、最も大事なことは「教材の選び方」です。教材(ドリルなど)には、集中できるものとできないものがあります。10~20分程度でさっとできる教材を選び、 家庭学習の中に組み込んで集中力のトレーニングをしてみてください。ところで、「集中できる教材」とはなんでしょうか。それは、「成果が目に見えてわかる教材」です。 一生懸命やったのに効果が上がらなければ、子供はすぐに飽きてしまいます。親は、子供のどこに苦手意識があるかをしっかりと把握し、それにポイントを絞った教材等を取り入れれば、 学習効果が上がり、子供のやる気UPにもつながります。


 小学生時代の勉強は「集中する訓練」と考えるべきです。勉強=集中力をつけるトレーニングと捉えます。集中していないということトレーニングできていない、 つまり、勉強していないことを意味します。勉強が苦手な子は 集中しない→成果が得られず達成感がない→やる気が出ない→叱られる→ますます集中しない、という負のスパイラルに陥っていることがほとんどです。 これを、集中できる→成果が得られ達成感を得て自信が持てる→難問もチャレンジしようという意欲がわく→褒められる→さらに集中するというやる気スパイラルに変えていくことが重要です。
 ここで一番大切なのは、不安にさせないことです。 子供は不安があると集中できません。間違えたら叱られる、ペナルティとしてプリントを追加されるといった不安要素は取り除かなければなりません。 最初は子供が自信をもって解答できる問題を多く取り入れ、短時間でサッと終わらせられるように徐々に難易度をあげていくようにしましょう。  



すぐに飽きる子/ダラダラやる子に効くメソッド

集中力がない子を二つに分けると「すぐに飽きてしまうタイプ」と「ダラダラしてすすみが遅いタイプ」に分かれます。お子様のタイプを見分け効果的な方法で集中力を身につけましょう。

すぐに飽きてしまうタイプ
飽きっぽさ=性格なので仕方ない、と思われがちですが、集中できないのにはきちんと理由があります。すぐに飽きてしまう子は達成感の少なさが原因です。 「どうせできない」「うまくできるわけない」と自分で思い込んでいるために、達成感を得る前にすぐにやめてしまうのです。このタイプの子には、小さな達成感を重ねていくことが重要です。  どんな小さなことでもよいのですが、ポイントは短時間で確実にできることを繰りかえし、飽きる前に終わらせることです。 この日々の小さな積み重ねが子供を成長させるのですが、親はどうしてもすぐ得られる結果を求めてしまうので、ドリルの枚数が増えたり、難しい問題をやらせたり しがちです。簡単にできることを繰り返す=意味がない、成長できない、と考える方も多いのですが、達成感を毎日味わっている子供、そして それを褒めてあげる周囲があれば、子供は驚くほどに成長します。短時間でも簡単な問題でも「子供が満足して一日の勉強をしている」ことが大切です。

ダラダラやるタイプ
 子供がダラダラやる原因の1つは早く終わらせてもいいことがない、からです。その典型は、早く終わると次の課題が与えられるパターンです。 せっかく早く終わらせても次々と親から課題が与えられれば早く終わらせても意味がないと思うのです。また、もう一の原因は、長時間机に向かうことを 親が強制している場合があります。子供が机に向かっていさえすれば安心する親も多いものです。とりあえず机に座っていれば親からの文句が出ないということで ダラダラと過ごしてしまうのです。このようなダラダラタイプには何時までに終わらせるという時間枠を決めることが大切です。 そして、早く終わったらそれ以上の課題を追加せず、早くできたことを褒めてあげてください。

 幼児~小学生低学年の集中力はたった15分~30分が限度だといわれています。 今取り組んでいる課題が30分以内でできる難易度と量なのかを見極めることも必要です。そこに根性論や精神論は必要ありません。また、一般的にできる量というのも 持ち出してはいけません。「今、この子ができるかどうか」を適切に判断し、勉強に充足感を持たせてあげることが肝要です。